【ライブリポート】indigo la End 「abuku」 at 日比谷野外大音楽堂

ライブレポート
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2019年6月30日、日比谷にてindigo la Endの追加単独公演「abuku」が行われた。屋外でのワンマンライブ。それはもちろん、アリーナやライブハウスの公演とは違う雰囲気で、自然とともに感じる音はとても良かった。いつまでも浸っていたい余韻とともに、その余韻が冷めてしまわないうちに今日の公演のリポートをつらつらと書いていきたいと思う。

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indigo la Endを簡単に紹介

引用:indigo la End official site

indigo la End(読み:インディゴ・ラ・エンド)は、Vo.Gt.川谷絵音、Gt.長田カーティス、Ba.後鳥亮介、Dr.佐藤栄太郎の4人で構成されるロックバンド。

「abuku」ライブレポート

※メンバーのことは下の名前で、敬称略で書きます

定刻から少し過ぎたあたりに、本人たちが登場。少し楽器を鳴らすと、会場の雰囲気がインディゴ1色に染まった。

最初に鳴らしたのは、「夜明けの街にサヨナラを」だった。2曲目に繋げる間奏にベースの紹介。重低音が会場に鳴り響く。そして「billion billion」が放たれた。次の「ハートの大きさ」では栄太郎が「はにかんでしまった夏」と間違えて叩いてしまう場面も。やり直しを食らうと会場の雰囲気が和んだ。後で本人は「BPM同じだもん」と弁明することになる。(笑)「はにかんでしまった夏」は4曲目に披露。
その次は「悲しくなる前に」。絵音が複数のバンドを掛け持ちしていることは皆さんご存知だろう。僕は「私以外私じゃないの」でゲスの存在を知り、同時期にリリースしたこの曲でインディゴのことを知った。だから、この曲は強く印象に残っている。

ここで短くMCが入る。ライブが始まったときには少し強めに雨が降っていて、この頃までには少し止んでいた。
「雨男こいつ(亮介を指差す)だよ。俺じゃないもん、ゲスのとき晴れてるし」
と絵音が言うと、会場は笑いに包まれた。

「雨だからバーっとやっていきます」と告げると、続けざまに9曲を演奏する、本人曰く「ストイックな時間」が流れた。

彼女の相談」や「見せかけのラブソング」、「煙恋」や「蒼糸」といったような、序盤のアップテンポな楽曲と比べ、ここではミドルテンポのしっとりとした楽曲が中心に演奏された。

14曲目の「インディゴラブストーリー」が終わると、2度目のMCが挟まれる。来年でインディゴが結成10周年になること、バンド結成当初の苦悩、この公演の直前まで続いていたツアー「街路樹にて」ではインディーズ時代の曲もたくさん入れたこと、そしてこの公演「abuku」というライブタイトルは最新曲「はにかんでしまった夏」の歌詞から持ってきたものの、なんとなく名前をつけて一応のためにシャボン玉の演出を入れたこと、など裏話をしていた。

「ライブ後半戦、盛り上がる曲やっていいですか」と絵音が会場を沸かすと、「名もなきハッピーエンド」から始まり、「瞳に映らない」「想いきり」「夜汽車は走る」と、これまでと変わらずいろいろなアルバムからアップテンポな楽曲を繰り出した。

「次で最後です」
ここで再びMCが挟まった。結成当初の話、最初は「名もなきハッピーエンド」をやるようなバンドになるなんて思っていなかったことなどを話し、
「7年前に書いて、今でも消化しきれていない曲をやります。聴いたことない人もいると思うけど、帰ったら歌詞見てみてください」と、最後に「幸せな街路樹」を披露した。アウトロでメンバー全員が思いきり鳴らす音からは、その消化しきれていないことに対しての思いのようなものが感じられた。

メンバーが舞台裏に行き、アンコールがかかる。

アンコールの前に行われたのは物販紹介。カーティスが今回のツアーのグッズを紹介していくのだが、雑でグダグダすぎるのを絵音がツッコんでいた。会場の雰囲気が和んだところで、4曲やると宣言すると、会場のボルテージは再び上昇。

アンコール1曲目は「心ふたつ」。歌詞がステージに映る。こうして歌詞が音ではなく文字となって可視化(ダジャレじゃないよ)されることによって、一つ一つのフレーズに重みを感じた。

ライブ前日、絵音はTwitterでこうつぶやいた。アンコール2曲目は「夏夜のマジック」、絵音が1番やりたかった曲が演奏された。

そして初披露の新曲のあと、最後のMC。仲間、ファンへの感謝を改めて述べ、「幸せが溢れたら」でライブを締めくくった。

メンバーが退場し、皆が帰ろうとしたその時、

高速道路を走っている夢を見る
何かにぶつかりそうでぶつからない
色彩も定かではない
ずっとそうなんだ
人間がそうなのか、僕がそうなのか
僕だけじゃなかったら良いな
共感が消えてしまった世界で
僕は孤独を歌えるだろうか
わからないことが多過ぎて笑っちゃうよな、真顔で

全て泡になってしまえ
最初からなくなるって知ってたら
幾分楽だから
全て 全て 全て
泡になってしまえ
そんな思いで気持ちをぐらつかせてはあなたに迷惑をかけています

でも
こんな不安が綺麗に見えるのが音楽です
今この一瞬でもそう見えたなら
どうかもう少し身体を預けてみませんか
indigo la Endはそこにいます

indigo la End
川谷 絵音

そんな、詩のようなものが流れた。
そして、ここでワンマンホールツアー「心実」の開催と5thアルバム「濡れゆく私小説」の発売が発表された。驚きとともに沸き上がった歓声、そして拍手。
嬉しいサプライズとともに、インディゴのメンバーもファンも待ち望んだ野音でのライブは幕を閉じた。

感想

絵音さんめちゃくちゃ歌上手くないか。歌手だから、バンドボーカルだから、それは当然なのかもしれないけれど、音源かと最初思うくらいブレがなかった。もちろん、ギターもベースもドラムもどこかが潰れることなく、鮮明に迫力ある音が伝わってきた。

今日は雨模様だったが、indigo la Endは雨の似合う数少ないバンドだと思う。今日雨が降ったこと、そしてその雨の日のライブ会場が野音だったこと、雨の中で、自然の中でインディゴの音楽を楽しめたことがとても嬉しかった。こんな言葉を使ってしまうのもアレだけど、とてもエモかった

令和最初の6月を締めくくる1日の最後。最高のライブをありがとうございました。

セットリスト

  1. 夜明けの街にサヨナラを
  2. billion billion
  3. ハートの大きさ
  4. はにかんでしまった夏
  5. 悲しくなる前に
  6. 彼女の相談
  7. 花をひとつかみ
  8. 忘れて花束
  9. 見せかけのラブソング
  10. 煙恋
  11. ほころびごっこ
  12. 蒼糸
  13. スウェル
  14. インディゴラブストーリー
  15. 名もなきハッピーエンド
  16. 瞳に映らない
  17. 想いきり
  18. 夜汽車は走る
  19. 幸せな街路樹
  20. 心ふたつ(encore no.1)
  21. 夏夜のマジック(encore no.2)
  22. 結び様<初披露時、タイトル非公表>(encore no.3)
  23. 幸せが溢れたら(encore no.4)

アルバム・ツアー情報

indigo la End 5thアルバム「濡れゆく私小説」
2019年10月9日(水)リリース、10曲収録予定
初回限定盤DVD…「abuku」ライブ映像収録

indigo la End ワンマンホールツアー「心実」
2019年10月26日(土) 大阪  COOL JAPAN PARK OSAKA
2019年10月27日(日) 福岡  福岡国際会議場メインホール
2019年11月08日(金) 群馬  高崎市文化会館大ホール
2019年11月10日(日) 宮城  日立システムズホール仙台シアターホール
2019年11月15日(金) 神奈川 横浜関内ホール大ホール
2019年11月17日(日) 北海道 札幌市教育文化会館大ホール
2019年11月24日(日) 岡山  岡山市立市民文化ホール
2019年11月29日(金) 愛知  日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
<TOUR FINAL>
2020年1月30日(木)・31日(金) 東京 中野サンプラザホール 2DAYS

この記事を書いた人

大学生ブロガー。Uber Eats配達パートナー。
雑記ブログ「けーごまどっとこむ。」運営。
18歳、横浜在住、一人暮らし。趣味は音楽、特に邦ロックが好き。
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